不登校の子がいる共働き家庭、平日の一日はどう回す?――仕事と両立するタイムスケジュールの組み立て方

朝、子どもを見送らずに家を出る後ろめたさ。日中は仕事をしながらも「今頃どうしているだろう」と気が散ってしまう時間。夕方帰宅すると、家の中が荒れていて疲れがどっと出る……。不登校のお子さんがいる共働き家庭では、こうした「見えない負担」が一日じゅう積み重なっていきます。埼玉県富士見市やふじみ野市、川越市、志木市、三芳町、新座市周辺でも、通勤時間と子どもの在宅時間が重なる悩みを抱えるご家庭は少なくありません。「両立できていない」と自分を責める前に、まずは一日の流れをどう組み立てていくか、一緒に考えてみませんか。

不登校と仕事の両立、タイムスケジュールで押さえておきたいポイント

完璧な一日を目指す必要はありません。まずは次のような視点で、今の暮らしを見直してみるところから始めてみましょう。

  • 「毎日同じ形」でなくてよい――出勤日・在宅勤務日・休みの日で、見守り方が変わっても構いません。曜日ごとに違う形を組み合わせるご家庭は多くあります。
  • 子ども本人の生活リズムを起点に考える――親の勤務時間だけでなく、子どもがいつ起きて、いつ食事をとり、いつ一人になる時間が長くなるかを先に把握しておくと、対策が立てやすくなります。
  • 「目を離す時間」を明確にしておく――何時から何時まで連絡が取りにくいのか、あらかじめ本人と共有しておくだけで、双方の不安は和らぎます。
  • すべてを親だけで担わない前提で組む――祖父母、ファミリーサポート、学童の代替となる居場所など、頼れる先を一日の流れの中に組み込んでおくと、無理のないスケジュールになります。
  • 「見守れているかどうか」を数値やルールで縛りすぎない――何分おきに連絡すべき、といった細かいルールに縛られすぎると、親子とも疲弊してしまいます。

今日からできる具体的なアクション

いきなり完成形を作ろうとせず、まずは一週間分、今の一日の流れを紙やスマホに書き出してみることから始めてみてください。

  • 出発前の「ひとこと」を決めておく――「お昼はレンジで温めてね」「何かあったらこのアプリに送ってね」など、毎朝伝える内容を固定してしまうと、親も子も見通しが立ちやすくなります。
  • 昼の「安否確認タイミング」を一つだけ決める――全部を細かく管理しようとせず、「お昼にひとことだけ連絡がもらえたら十分」くらいの緩さで設定してみましょう。
  • 帰宅後の時間を「詰問タイム」にしない――「今日は何してたの」と問い詰める形になると、次第に本人が身構えるようになります。まずは「おかえり」から始めて、話したそうなら聞く、くらいの距離感がちょうどよいことが多いです。
  • 週の中に「予定が読める日」を作る――通院日、フリースクールの体験日、祖父母が来る日など、見通しが立つ日を意識的に増やしていくと、突発的な不安が減っていきます。
  • 夫婦・パートナー間でスケジュール表を共有する――誰がどの時間帯を担当するかを可視化しておくと、「言った言わない」のすれ違いを防げます。

やってしまいがちな誤解・避けたいこと

両立を頑張ろうとするほど、次のような落とし穴にはまりやすくなります。

  • 「他の家庭はもっとうまくやっている」と比べない――SNSや周囲の話に出てくる「うまくいっている家庭」は、見えていない苦労も多いものです。比較しても解決にはつながりません。
  • スケジュールを完璧に守ろうとしすぎない――予定通りにいかない日があって当然です。崩れた日を責めるより、「今週はこれくらいできた」と振り返る方が続けやすくなります。
  • 親が休む時間をゼロにしない――子どもの見守りに全時間を注ぎ込もうとすると、親自身が先に疲弊してしまいます。短時間でも自分の時間を確保することは、両立を続けるうえで欠かせません。
  • 「留守番させること」自体に罪悪感を持ちすぎない――安全面の備えをしたうえでの留守番は、多くの家庭が経験していることです。過度に自分を責める必要はありません。

頼れる窓口・選択肢

一日の流れを整えるうえで、家庭だけで抱え込まずに使える制度や相談先もあります。

  • お住まいの市区町村の教育相談窓口――富士見市をはじめ近隣の自治体では、不登校に関する相談を幅広く受け付けています。生活リズムや留守番の悩みも相談してよい内容です。
  • ファミリー・サポート・センター――地域の会員同士で子どもの預かりを助け合う仕組みで、短時間の見守りを頼める場合があります。
  • 勤務先の時短勤務・フレックスタイム制度――会社によって利用できる制度は異なります。人事担当や上司に、まずは相談してみる価値があります。
  • 教育支援センター(適応指導教室)やフリースクール――日中に安心して過ごせる居場所として選択肢に入れておくと、一日のスケジュールに幅が生まれます。

編集部からのメッセージ

「両立できているかどうか」は、完璧なスケジュールがあるかどうかでは測れません。今日一日、子どもが大きな怪我や事故もなく過ごせた、それだけで十分な一日です。無理のない形を少しずつ探っていく過程そのものが、すでに両立への一歩になっています。

教育援護会について

本サイト「教育援護会」は、埼玉県富士見市を拠点に教育・子育てのサポートを行うNPO法人です。富士見市から教育相談窓口の委託を受けており、不登校サポート・学び直し・独自奨学金・地域ボランティアを通じて、お子さま・保護者・地域に寄り添う活動を続けています。

  • 🌱 不登校生サポート・保護者相談
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  • 🎵 チャリティコンサート(収益は奨学金活動へ)
  • 🧹 地域ボランティア活動

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