高認を取ったあと、どう進む?——大学・短大・専門学校への進学ルートを整理する
高認(高等学校卒業程度認定試験)に合格した——あるいは合格を目指している——とき、「次はどうすればいい?」という問いが自然に浮かんできます。高認はゴールではなく、進学や就職へのスタートラインです。この記事では、高認合格後に大学・短大・専門学校へ進学するルートを、2026年5月時点の情報をもとに整理します。制度の詳細や最新情報は文部科学省や各学校の公式窓口でご確認ください。
高認合格は「入口」——その先にある選択肢
高認に合格すると、「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」と国に認定されます。これにより、大学・短大・専門学校の受験資格を得ることができます(2026年5月時点)。つまり、高校を卒業していなくても、大学入試に挑戦できる道が開かれるのです。
進学先として選べるルートは大きく三つあります。
- 四年制大学:学士号を取得できる。文系・理系・芸術系など幅広い学問領域から選べる
- 短期大学(短大):2年間で専門的なスキルを習得。就職までの期間が短い
- 専門学校(専修学校専門課程):職業に直結したカリキュラムで資格取得を目指せる
どれが「正解」かは、あなたが何を学びたいか、どんな仕事につきたいかによって変わります。まず各ルートの特徴と注意点を確認してみましょう。
大学・短大への進学——共通テストにも挑戦できる
高認合格者は、大学入学共通テスト(旧センター試験)を受験できます。各大学が実施する個別学力試験・小論文・面接などの入試方式も、高認合格者であれば基本的に受験可能です。
ただし、大学によっては出願条件に「18歳以上であること」などの年齢制限を設けているケースがあります。受験を検討している大学の募集要項を事前に確認するようにしましょう。
近年は総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜を設けている大学も増えており、学力試験一本ではない選択肢も広がっています。「筆記試験だけでは不安」という方も、自分の経験や意欲をアピールできる入試形式があることを知っておくと、選択肢の幅が広がります。
短期大学(短大)も同様に、高認合格者が受験できます。看護・保育・栄養・ビジネス・デザインなど実践的なスキルを2年間で学べる短大は、早めに就職を見据えている方にも選ばれています。
専門学校への進学——事前確認が大切なケースとは
専門学校(専修学校専門課程)への進学も、高認合格者であれば基本的に可能です。医療・IT・美容・調理・デザイン・福祉など多彩な分野があり、資格取得を目指しながら実践的な訓練ができます。
ただし、一部の専門学校では入学要件を「高等学校卒業者」と定めている場合があります。高認合格者がその要件を満たすかどうかは学校によって異なるため、入学を検討している学校に直接問い合わせて確認することをおすすめします。
なお、専門学校の修了後に取得できる「専門士」の称号があれば、大学への3年次編入学が認められるケースもあります。「まず専門学校で手に職をつけてから、さらに学びを深める」という段階的なルートとして知っておくと、選択の幅が広がります。
「高認だと入試で不利?」——よくある不安に答える
Q. 高認合格者は大学入試で不利になる?
入学試験は学力・面接・書類などで評価されます。「高認で受験した」こと自体が合否に直接影響するわけではありません。ただし、調査書(内申書)の提出を求める大学もあります。在籍する高校がない場合は「調査書なし」になりますが、多くの大学では対応方法を案内していますので、出願前に確認してみてください。
Q. 奨学金は使える?
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、高認合格者が大学・短大・専門学校等に進学した場合にも利用できます(2026年5月時点)。奨学金の種類や条件は変わることがありますので、最新情報はJASSO公式サイトでご確認ください。
Q. 勉強のブランクが長くて、受験勉強についていけるか不安……
高認に合格できた段階で、基礎的な学力はある程度備わっています。大学受験に向けた学習を一から始めることに不安を感じる方も多いですが、通信講座・予備校・独学など、続けやすいスタイルで準備している方はたくさんいます。一度で全てを決めなくてよく、自分のペースで積み上げることを大切にしてください。
埼玉・東上線エリアからの進学を考えているなら
富士見市・ふじみ野市・志木市・新座市・朝霞市・和光市など、東武東上線沿線にお住まいの方にとって、都内の大学・専門学校へのアクセスは決して遠くありません。東上線は池袋まで直結しており、そこから各方面の大学・専門学校へ通える範囲は広くなっています。川越市・坂戸市・東松山市など北部エリアから通っている学生も多くいます。
また、埼玉県内にも複数の大学・短大・専門学校があり、通学時間を抑えた選択もできます。「どの学校が自分に合っているか」を考えるとき、立地・学費・カリキュラム・入試形式をあわせて比較してみることをおすすめします。
一人で抱え込まず、次の一歩を一緒に考えましょう
「高認を取ったあと何をすべきか」「大学と専門学校、どちらが自分に向いているか」「学費や奨学金のことが心配」——そうした問いに自分だけで答えを出そうとするのは、なかなか難しいものです。一人で抱え込まずに、話せる場所を活用してみてください。
富士見市・ふじみ野市・志木市・新座市・朝霞市など埼玉県内にお住まいの方は、教育援護会の相談窓口をお気軽にご利用ください。進路の方向性や気持ちの整理から、一緒に考えます。
教育援護会について
本サイト「教育援護会」は、埼玉県富士見市を拠点に教育・子育てのサポートを行うNPO法人です。富士見市から教育相談窓口の委託を受けており、不登校サポート・学び直し・独自奨学金・地域ボランティアを通じて、お子さま・保護者・地域に寄り添う活動を続けています。
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