台風・大雨のとき、不登校の子を留守番させて仕事に行っていい?――荒天時に親が備えておきたいこと
天気予報で台風や大雨の予報が出ると、留守番中の子どものことが気になって落ち着かない、という保護者の方は多いのではないでしょうか。学校に行っている子なら、休校や早めの下校といった学校側の判断がありますが、不登校で家にいる子の場合、そうした情報が自然には入ってきません。「今日は仕事を休むべきか」「このまま出かけていいのか」――毎回悩みながら判断している方も少なくないはずです。
この記事では、台風や大雨など荒天が予想される日に、不登校の子どもを留守番させて仕事に出るかどうかを判断するための考え方と、事前にしておきたい備えを一緒に整理していきます。
まず押さえておきたいポイント
- 学校に通っている子であれば「休校」「登校時間繰り下げ」という形で自治体や学校から情報が届きますが、不登校の子には同じ情報が自動的には来ません。保護者が自分で確認する必要があります
- 停電・断水・避難情報といった荒天特有のリスクは、普段の留守番の不安(体調急変、来客対応など)とは種類が異なり、家の外の状況判断が必要になります
- 「不登校だから家にいて当たり前で安全」というわけではありません。むしろ普段以上に、外の状況を知る手段や助けを呼ぶ手段を確保しておくことが大切です
- 荒天時に無理に仕事へ行くかどうかは、天気の程度・自治体の警戒レベル・お子さんの年齢や特性によって判断が変わります。一律の正解はありません
今日からできる具体的な備え
台風は地震と違って、ある程度前もって進路や規模が予報されます。この「事前に分かる」という特性を生かして、出勤前にできる備えを整理しておきましょう。
- 前日〜当日朝に、気象庁の警報・注意報とお住まいの市区町村が出す避難情報(高齢者等避難・避難指示など)を確認する習慣をつける
- 窓・雨戸の施錠、ベランダの物の片付けなど、外に出さなくても家の中でできる備えを済ませておく
- 停電に備えて、モバイルバッテリー・懐中電灯・飲料水をすぐ使える場所に置いておく
- 子どもと「大雨・強風のときは外に出ない」「避難情報が出たらどうするか」を事前に具体的に話し合っておく
- スマートフォンの緊急速報・自治体の防災アプリの通知をオンにしておき、子ども自身も情報を受け取れるようにする
- お昼前後など、いつもより頻繁に連絡を取り合う時間を決めておく
富士見市・ふじみ野市・志木市・三芳町・新座市など埼玉県西部は、大きな河川や調節池が近いエリアもあり、大雨のときは道路の冠水情報にも注意が必要です。お住まいの自治体が公開しているハザードマップを、一度家族で確認しておくと安心材料になります。
やってはいけないこと・よくある誤解
- 「家の中にいるから安全」と過信して、停電・断水・避難情報の確認を怠ること。荒天時は家の中にいても備えが必要です
- 子どもに「何かあったら自分で判断して」とだけ伝えて、具体的な避難先や連絡方法を決めずに送り出すこと。子ども一人での判断には限界があります
- 警戒レベルが上がっているのに「仕事を休めないから」とそのまま出勤し、連絡が取れない状態を作ってしまうこと。可能であれば在宅勤務への切り替えや、職場への相談も選択肢に入れましょう
- 荒天時の不安を「考えすぎ」と自分で片付けてしまうこと。備えておくこと自体は決して過剰ではありません
頼れる窓口・選択肢
「荒天のたびに仕事を休むわけにもいかない」「でも一人にするのは不安」という悩みは、多くの保護者が抱えるものです。一人で抱え込まず、次のような窓口や制度も選択肢として考えてみてください。
- 職場の在宅勤務制度・時差出勤制度(荒天時のみの一時的な利用を相談してみる)
- お住まいの市区町村の教育相談窓口・適応指導教室(教育支援センター)
- 民間のベビーシッター・家事代行サービス(荒天が予想される日だけスポットで頼む方法もあります)
- 当団体のような、不登校サポートを行うNPOの相談窓口
編集部からのメッセージ
台風や大雨は、不登校であるかどうかにかかわらず、家族全員にとって不安な時間です。だからこそ「今日は特別な日」という前提で、いつもより少し丁寧に備え、こまめに連絡を取り合うことを意識してみてください。判断に迷ったときは、どうぞ一人で抱え込まずにご相談ください。
教育援護会について
本サイト「教育援護会」は、埼玉県富士見市を拠点に教育・子育てのサポートを行うNPO法人です。富士見市から教育相談窓口の委託を受けており、不登校サポート・学び直し・独自奨学金・地域ボランティアを通じて、お子さま・保護者・地域に寄り添う活動を続けています。
- 🌱 不登校生サポート・保護者相談
- 📘 学び直し・高卒サポート
- 💴 独自奨学金制度・教育ローン
- 🎵 チャリティコンサート(収益は奨学金活動へ)
- 🧹 地域ボランティア活動
「相談していいのかな?」と迷うレベルでもまずはお声掛けください。お問い合わせフォーム または kyouikuengokai@gmail.com までメールでどうぞ。
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