高認・通信制高校から「専門学校」へ進む——入学要件・費用・よくある疑問を整理する
「高校を辞めてしまったけれど、専門学校には行けるのだろうか」——そう思って検索している方は少なくありません。美容・調理・IT・医療・福祉など、やりたい仕事が具体的にあるからこそ、「高校を出ていない自分には無理かもしれない」という壁を感じてしまいがちです。
結論からいえば、高認(高卒認定試験)に合格するか、通信制高校を卒業することで、多くの専門学校への進学は可能です。この記事では、専門学校の入学要件・2つの進学ルート・費用と支援制度・よくある疑問について整理します。(2026年時点の情報です。制度の詳細は各機関・学校に直接ご確認ください)
「専門学校に入学するには高卒が必要?」という疑問から
多くの専門学校は「高校卒業または同等以上」を入学要件としています。高校を中退したままでは、原則として入学できない場合がほとんどです。ただし、ここでいう「同等以上」には高認合格が含まれます。通信制高校の卒業でも要件を満たせます。
つまり「高校を出ていないから専門学校は無理」ではなく、「どのルートで入学要件を満たすか」を考えることが、次の一歩です。
2つのルート——高認と通信制高校卒業
専門学校進学に向けてよく使われる2つのルートを整理します。
ルート①:高認を取得してから専門学校へ
高卒認定試験(高認)に合格すると、大学・短大・専門学校の受験資格が得られます。試験は年2回(8月・11月)実施されており、合格科目は翌年以降に持ち越せます。比較的短い期間で動き出したい方、特定の科目が得意な方に向いています。
ただし、高認は「高校卒業と同等以上の学力がある」と認定されるものであり、高卒資格そのものではありません。専門学校によっては「最終学歴が高卒以上」を要件とする場合もあるため、志望校の入学要件を事前に確認することが大切です。
ルート②:通信制高校を卒業してから専門学校へ
通信制高校を卒業すれば、「高卒資格」を取得できます。就職・進学ともに「高校卒業」として扱われる点が、高認との大きな違いです。卒業までの期間や登校頻度は学校によって異なりますが、自分のペースで学べる点が多くの方に選ばれる理由です。
埼玉県の公立通信制高校(戸田翔陽高校など)では比較的低い学費で卒業を目指せます。私立通信制高校ではコースによって登校頻度を調整できる場合もあります。東武東上線沿線(富士見市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・和光市・川越市など)にお住まいの方は、最寄りのサテライトキャンパスがある学校を確認しておくと通学の負担が見えやすくなります。
専門学校を選ぶときに確認しておきたいこと
専門学校には医療・福祉・デザイン・IT・調理・美容など多様な分野があります。進学を考えるとき、以下の点を事前に確認しておくと後悔が少なくなります。
- 入学要件に「高認合格」が明記されているか(学校によって異なります)
- 修業年限(何年制か)と卒業後に取得できる資格・免許の種類
- 学費の総額と、就学支援金・奨学金の適用対象校かどうか
- 通学手段と所要時間(続けられる距離か)
- オープンキャンパスや個別相談の機会があるか
「なんとなく行きたい」という気持ちも大切ですが、卒業後にどんな仕事をしたいのかを少しイメージしてから選ぶと、学校選びの軸が定まりやすくなります。
費用の目安と使える支援制度
専門学校の学費は分野や学校によって大きく異なりますが、1年あたり80万〜150万円前後が多い傾向です(2026年時点)。2〜3年制であれば総額200万円を超えることも珍しくありません。
ただし、費用面を支える制度もあります。
- 高等教育の修学支援新制度(国の支援):住民税非課税・準非課税世帯を対象に、授業料の減免と給付型奨学金が受けられます。対象校かどうかを事前に確認しましょう
- 日本学生支援機構(JASSO)の奨学金:第一種(無利子)・第二種(有利子)があります
- 都道府県・市区町村の支援制度:自治体によって独自の給付金や教育ローン保証制度があります
- 学校独自の特待生・奨学金制度:学校に直接確認するのが確実です
富士見市・ふじみ野市・新座市など東武東上線沿線エリアにお住まいの方で費用面に不安がある場合は、教育援護会の相談窓口にご連絡ください。独自の奨学金制度や教育ローンの活用方法について一緒に整理することができます。
よくある疑問
「高認で入学した場合、最終学歴はどうなる?」
専門学校を修了した場合の最終学歴は「専門学校卒業(専門士など)」です。入学時の経緯(高認か高卒か)によって卒業後の学歴が変わるわけではありません。
「年齢が上でも入学できる?」
専門学校に年齢制限は基本的にありません。20代・30代以上で入学する方も少なくなく、社会人入学枠を設けている学校もあります。同じ年齢層の人が集まりやすい夜間コースや通信課程を設けている学校もあります。
「卒業後の就職は難しい?」
分野と学校によって大きく異なります。資格取得と連動している分野(看護・歯科・調理・美容・介護など)は就職率が高い傾向にありますが、すべてに当てはまるわけではありません。学校のパンフレットだけでなく、オープンキャンパスや個別相談で卒業生の進路実績を確認するのが確実です。
一人で調べるのが難しいと感じたら
「高認と通信制のどちらを選べばいいか分からない」「専門学校に行きたいけれど費用が心配」「そもそも何から始めればいいのか」——そんな段階にある方は、まず誰かに話してみることをおすすめします。
富士見市・ふじみ野市・志木市・朝霞市・和光市・新座市・川越市・坂戸市など埼玉県西部・東武東上線沿線エリアにお住まいの方は、教育援護会の相談窓口をご活用ください。高認・通信制・専門学校進学の情報整理から、奨学金・費用の相談まで、一緒に考えることができます。
教育援護会について
本サイト「教育援護会」は、埼玉県富士見市を拠点に教育・子育てのサポートを行うNPO法人です。富士見市から教育相談窓口の委託を受けており、不登校サポート・学び直し・独自奨学金・地域ボランティアを通じて、お子さま・保護者・地域に寄り添う活動を続けています。
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