子どもが「親には言えない」悩みを抱えたら――家族以外にも話せる場所を、家庭で伝えておく意味
「何かあったら言ってね」と伝えているのに、子どもがなかなか悩みを話してくれない。そんな経験はありませんか。学校のこと、友達のこと、家のこと。子どもは「親に心配をかけたくない」「怒られそう」と感じて、いちばん近い大人にこそ言えないことがあります。
この記事では、富士見市・ふじみ野市・志木市・川越市など東武東上線沿線の保護者の方に向けて、子どもが家族以外にも話せる場所があることを伝えておく意味と、その伝え方を整理します。
子どもが「親には言えない」のはなぜ?
親子の仲が悪いから話さない、とは限りません。むしろ、親を大切に思うからこそ言えないこともあります。
- 心配させたくない、がっかりさせたくないという気持ち
- 話したら叱られる、否定されるのではという不安
- 自分でもうまく言葉にできず、何が苦しいのか整理できていない
- 学校や友達との関係を、家に持ち込みたくない
話してくれないことを「信頼されていない」と受け取らず、話せる相手が親以外にもいることは、子どもの安心材料になると考えてみてください。
子どもが使える相談先を、前もって伝えておく
困ったときになってから探すのは、子どもにとって大きなハードルです。元気なうちに、選択肢の一つとして伝えておくことをおすすめします。
- 学校の先生・養護教諭・スクールカウンセラー(学校で相談できる大人)
- 市区町村や県の子ども向け相談窓口(受付時間や方法は自治体ごとに異なります)
- 民間団体が運営する、子ども自身がかけられる電話・チャットの相談
たとえば民間の「チャイルドライン」は、18歳までの子どもが電話やチャットで話せる窓口として運営されています。公式サイトでは、名前を言わなくてもよいこと、秘密が守られること、途中で切ってもよいことが案内されています。受付日時・方法は変更されることがあるため、利用前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
伝え方のコツ
- 「あなたを心配している」から切り出す:「悩んでるんじゃない?」と詰めるより、「話したくなったときの場所もあるよ」と添える程度に
- 連絡先を目につく場所に:冷蔵庫や学習机など、子どもが自分のタイミングで見られる場所に置く
- 使うかどうかは子どもが決める:「使ったか」を確認しない。使わなくても、知っていること自体が支えになる
- 親も話を聴く姿勢を保つ:外の窓口を紹介しても、親が閉じるわけではないと伝える
ありがちな誤解
- 「相談窓口を教えると、親に頼らなくなる」→ 選択肢を知っていることで、かえって親にも話しやすくなる子もいます
- 「深刻な悩みがなければ使わない場所」→ 「ちょっと話したいだけ」「モヤモヤしている」程度でも相談できる窓口が多くあります
- 「話したら大人が勝手に動く」→ 窓口ごとに対応は異なります。子どもが不安に思う場合は、どんな扱いになるのか公式の案内を一緒に読んでみてください
保護者自身が相談してもよい
お子さんの様子が気になるとき、保護者の方が先に相談することも大切です。学校の担任や養護教諭、スクールカウンセラー、市の子育て支援窓口などが相談先になります。教育援護会も、富士見市から委託を受けた教育相談窓口を運営しています。「これは相談してよいことなのか」と迷う段階でも、お気軽にご連絡ください。なお、命や安全に関わる緊急の場合は、ためらわず110番・119番など緊急の連絡先を利用してください。
編集部からのメッセージ
子どもが悩みを話してくれるかどうかは、親の努力だけで決まるものではありません。だからこそ、「話せる場所はひとつじゃない」と伝えておくことが、家庭にできる大切な備えです。今日の夕食のときにでも、さりげなく一言添えてみてはいかがでしょうか。
教育援護会について
本サイト「教育援護会」は、埼玉県富士見市を拠点に教育・子育てのサポートを行うNPO法人です。富士見市から教育相談窓口の委託を受けており、不登校サポート・学び直し・独自奨学金・地域ボランティアを通じて、お子さま・保護者・地域に寄り添う活動を続けています。
- 🌱 不登校生サポート・保護者相談
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- 💴 独自奨学金制度・教育ローン
- 🎵 チャリティコンサート(収益は奨学金活動へ)
- 🧹 地域ボランティア活動
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