高認の「英語」が不安な方へ――つまずきやすいポイントと、基礎から積み上げる進め方
「英語は中学の途中からさっぱり分からなくなった」「アルファベットの小文字もあやしい」。高卒認定試験(高認)を考え始めたとき、英語が一番の壁に感じるという声はよく聞きます。数学と並んで不安になりやすい科目ですが、不安を感じるのは、真剣に向き合おうとしているからこそです。
この記事では、高認の英語について、全体像・つまずきやすい点・無理のない進め方を整理します。個別の教材や予備校をすすめるものではありません。
高認の「英語」の位置づけを知っておく
高認では、国語・数学・英語が全員必須の科目です(科目の構成は、公式の受験案内でご確認ください)。つまり、英語は避けて通れない科目ですが、裏を返せば、出題範囲が高校レベルの基礎的な内容に絞られているということでもあります。難関大学の入試のような、特別な対策が必要な試験ではありません。
なお、科目の免除制度が使える場合もあります。該当するかどうかは条件が細かいため、科目免除制度の記事もあわせて、最新の公式情報をご確認ください。出題形式・配点・合格の目安などは年度によって変わる可能性があるため、必ず2026年(令和8年度)の受験案内で確認しましょう。
英語でつまずきやすい3つのポイント
- 単語・語彙の不足:中学で習う基本単語があいまいだと、文章を読む時点で止まってしまいます。
- 文法の土台の抜け:be動詞・一般動詞・過去形・不定詞など、中学英文法のどこで分からなくなったかが分かれ道になります。
- 長文への苦手意識:知らない単語があると「全部読めない」と感じがちですが、すべてを訳せなくても内容はつかめることが多いものです。
無理のない進め方の例
- ① まず過去問や問題集を眺めて、「どんな問題が出るのか」を知る(解けなくても大丈夫です)
- ② 中学1年の基本から、分からなくなったところまでさかのぼる(中学の内容からの学び直しも参考になります)
- ③ 1日10〜20分でも、毎日触れる習慣を優先する。長時間よりも継続のほうが定着しやすいとされます
- ④ 単語・文法・読解を少しずつ回す。一度に全部を完璧にしようとしない
- ⑤ 学習計画は、受験の時期から逆算して無理のない量に(独学の学習計画の記事もご覧ください)
図書館や自習スペースなど、場所を変えると集中しやすい方もいます。志木・朝霞・川越など、東武東上線沿線の公共施設を使う場合は、利用ルールや開館時間を事前に確認しておくと安心です。
よくある不安・誤解
「英語が全然できないので、合格は無理では」という不安があります。確かに最初は大変に感じるかもしれませんが、基礎からやり直して合格を目指す方もいます。個人差は大きいので、「自分には無理」と早く結論づけなくて大丈夫です。
「一度で全科目合格しなければいけない」ということもありません。科目ごとに合格を積み上げる考え方もあります(有効期限などは科目合格の記事で整理しています)。英語は後回しにせず、時間をかけて取り組む科目として計画に入れておくのも一つの方法です。
「英語が苦手な自分はダメだ」と思う必要もありません。苦手は、学んでこなかった期間があっただけで、能力の問題ではないことがほとんどです。
頼れる窓口・サポート
独学で行き詰まったときは、自治体の教育相談窓口、地域の支援団体、学習支援の場などに相談するのも選択肢です。高認の最新の制度・日程・出願方法は、文部科学省など公式の案内でご確認ください。
編集部からのメッセージ
英語でつまずいた経験があると、再び向き合うのは勇気がいります。それでも、基礎から少しずつ積み上げれば、できることは確実に増えていきます。周りと比べず、今日できる10分から始めてみてください。迷ったときは、ひとりで抱え込まず相談してくださいね。
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